イギリス【EU離脱問題】

イギリスがEUからの離脱を示唆

 

ここ最近、世界情勢を大きく揺るがしかねない問題が急加速し

為替相場の大きな乱れを予感させます。

 

全世界を巻き込む大問題に発展しかねない、

ある出来事について今回は取り上げてみたいと思います。

 

 

問題の焦点になっているのは

 

“イギリスがEUからの脱退を示唆しており、

 早ければ今年中にも国民投票が実施される”

 

というものです。

 

イギリス【EU離脱問題】

 

当ブログでは様々な投資商材を取り上げて検証していますが、

先日から急速に加熱しているイギリスのEU離脱問題について

読者の皆様に現在の世界情勢を知ってもらう意味でも

敢えて今回取り上げておこうと思った次第です。

 

今回のイギリスのEU離脱問題は

ヨーロッパ圏だけでなく世界各地大きな影響を及ぼしますので

結果、為替相場にも大きく関わってくることを念頭に置いておきます。

 

 

イギリスはなぜ、EUから離脱してしまうのか

 

今月半ばに加盟28ヶ国間でのEU首脳会談が行われる予定で

イギリス側からはEUの運営改革案が出される見通しが強いとされています。

 

今回のEU首脳会談では他のEU加盟国が

イギリスの改革案に合意できるか否かが大きな焦点となっているようです。

 

イギリス【EU離脱問題】

 

そもそも、EUが発足された経緯については日本ではあまり知られていませんが、

欧州内の争いが発端となって起こった世界大戦を二度と起こさないよう

ヨーロッパ諸国を統一して戦争の火種を取り去ってしまおう、

という政治的な取り組みが根底にあります。

 

イギリスのキャメロン首相によれば

現在ヨーロッパ大陸で起こっている移民やテロの問題に不安を感じ

EUから距離を置こうとするイギリス国民の民意を反映しているとのことです。

 

 

イギリス側では今回の合意案の内容を元にして

EUから離脱するか否かを問う国民投票が実施されることになっていますが、

今回のEU首脳会談で合意がなされれば、早くとも今年の6月には

イギリス国内で国民投票が実施される予定です。

 

ただ、あくまでも国民投票が実施される時期として有力視されているだけで

もしも今回のEU首脳会談で合意に至らない場合は

翌月のサミットで議論されることが既に閣議決定されているようで、

夏以降にずれ込むことになります。

 

 

ではなぜ、イギリスはEUからの離脱を目指しているのか?

 

イギリスは本来、ヨーロッパから一歩退いた立ち位置にあるため

EU加盟国でありながらユーロ圏に加わらず、

独自通貨であるポンドを現在でも使用しています。

 

さらにヨーロッパ内の国境を廃止し、

行き来を自由化するシェンゲン協定にも加盟していないことから

イギリスはEU加盟国ではなく

1つの国家であるということを以前から強く訴えています。

 

そのため国境撤廃や統一通貨であるユーロの導入など、

根本からの統合を避け、イギリスの主権を売り渡すことを拒絶したために

現在のイギリスが、もっと言えば

 

“EUに加盟しながらも他の加盟国とは若干距離を置いたイギリス”

 

が出来上がったというわけですね。

 

 

キャメロン首相がEU大統領(欧州理事会常任議長)へ

 

“EUの統合からのイギリスを除外すること”

“EU内のユーロ非加盟国への権利を保証すること”

“EU法制に対する拒否権の加盟国議会への付与”

“EU圏内からの移民への優遇規定を4年間停止すること”

 

などの改革案をつづった手紙が送られていることから、

イギリス独自の政策の実行自由を認めさせるのと同時に

EUへの統合に拒否権を付与させることが狙いだと思われます。

 

 

要はその改革案が合意されなければ、直ちに国民投票を行い

EUから離脱することを既に視野に入れているということです。

 

 

イギリスのEU離脱問題の背景にスコットランドの独立問題あり

 

イギリスからの改革案がEU首脳会談やサミットでも合意に達しない場合は

先ほど説明した国民投票が行われることになるわけですが、

そうなるとポンド売りが急激に加速するということになりますから

為替相場が乱高下することが予想されます。

 

言い換えれば、今月行われるEU首脳会談で国民投票に向けた動きが加速すれば

早くても今月中にはポンドの値動きが激しさを増すということです。

 

 

イギリスのEU離脱問題には、2014年に起こったスコットランド独立住民投票

つまりスコットランドの独立問題が再浮上することが懸念されています。

 

イギリス【EU離脱問題】

 

なぜ、ここでスコットランドが関わってくるのかについてですが

イギリスの油田と言われる「北海油田」は元々スコットランドに帰属するため、

スコットランドの独立問題が再び加熱することでイギリス国力が低下し

ポンドが売られやすい状況になってしまうというわけです。

 

 

2014年に起こったスコットランド独立住民投票の際には

ポンド円が1日で200pips以上の大きな値動きを繰り返し

非常にリスクの高い相場状況が継続していたことから、

今回のEU離脱問題では当時よりも重大な事態に発展することが予想されます。

 

つまり順調にいけば、今年の6月まではポンド周りで

大きな値動きが継続する可能性が高いということですね。

 

 

こういった懸念がされているため、ロンドンに支部を構える一部の金融機関では

早くもロンドンからの撤退を考えている企業もあるということで

そうした金融機関の動きもポンド売りを加速させることが大いに予想されます。

 

 

おそらく当ブログの読者様の中にも

通貨ペアにポンドを加えている方がいらっしゃると思いますので、

今回は警鐘を鳴らす意味でEU離脱問題を取り上げさせて頂きました。

 

そう遠くない未来の、非常に可能性の高い話題ですので

ポンドを使ってFXトレードを行っている方は

今のうちから為替相場を注意深く観察すると共に

世界情勢に関する情報を積極的に収集しておくことを強くお勧めします。

 

 

当ブログでは、投資商材の検証レビュー以外にも

投資に直結するようなニュースを

定期的に配信していきます。

 

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それでは本日はこの辺で。

 

最後までお読み頂きありがとうございました。

 

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